2024年5月28日火曜日

気象警報発令中

 

今日は、荒天による気象警報発令のため、学校は臨時休校です。有和中学校ではこのような臨時休校の場合、オンライン授業を行います。写真は朝の会と、授業中の様子です。
生徒の皆さんの姿はありませんが、オンライン上でみんながつながり、なんだか賑やかな感じがします。

今回の大雨では、大きな被害がなく良かったです。

2024年5月23日木曜日

有和中学校開校記念講演



有田ロータリークラブ様の創立65周年の記念事業の一つとして、岩出 雅之先生による有和中学校開校記念講演が行われました。
岩出先生は、新宮市出身で、監督として帝京大学ラグビー部の全国大会9連覇を含む10度の優勝を果たされています。

「今と未来を活き活きとしていくために」と題したご講演は、中学生の皆さんが有意義な中学校生活を送るにあたって、そして、これからの人生を切り拓いていくにあたって、多くの示唆をいただけるものでした。

伝統の築き方や、超一流への道など、たくさんのお話をしてくださいましたが、このブログでは1つのお話をご紹介します。

「旅には地図と仲間と武器がいる」

人生では、いつか大きな仕事をしなければならないときがあります。そのときに、一人では決して成し遂げられず、仲間とともに努力する必要があります。「チーム」が大事なのです。ただの集まりである「グループ」とは違い、「チーム」とは、みんなが同じ目標を持ち、それに向かってともに進んでいくというものです。「チーム」になることで大変なことでも成し遂げられます。

人生では、武器=「自分の強み」を活かしていきたいものです。その際、「無知の知」、「『自分は知らないのだ』ということを知っている」ということが大事です。それを知っていると、学び続けることができるからです。学び続けて、自分自身、そして自分の強みを伸ばしていくことを意識していくことで人生が変わっていきます。

自分の人生の地図を描くとき、「仲間=チーム」と「武器=自分の強み」を意識して高めていくことが、活き活きと生きていくために大事であるということを、岩出先生は教えてくださいました。

有和中学校の学校生活において、学級や学年、学校のチーム力を高め、自分の強みを伸ばし続けていきたいですね。

2024年5月22日水曜日

交通安全教室


 
箕島高等学校と合同で、交通安全教室が実施されました。
教室では、怖い思いやヒヤッとする体験を通じて、啓発効果を高める「スケアードストレイト教育技法」が用いられていて、実際、スタントマンの方たちが私たちの前で交通事故を再現してくれ、交通事故の衝撃や怖さを実感することができました。
スタントマンの方の事故再現に、思わず声をあげたり目をつぶってしっまたりする皆さんの姿がありましたね。

「ルールを守れば、ルールが自分を守ってくれる」
「周りの人への優しい心遣いを大事に」

交通安全教室に参加して、交通ルールの必要性について、改めて考える機会となりました。

2024年5月16日木曜日

有田市教育委員会訪問


本日は有田市教育委員会による学校訪問があり、学校の取り組みや授業の様子等を教育委員会の皆様に見ていただきました。

教育委員の方々からは、積極的に授業に臨む生徒の皆さんの姿について、高い評価をいただきました。また、教員の授業におけるICT機器の活用やグループ活動の取り入れ方について、より発展的な提案をいただきました。

よりよい教育活動を実践できるよう、研究に取り組んでいきたいと思います。

2024年5月14日火曜日

市長講演会

 



本日、有田市の望月市長が、1、2年生に向けて、ドバイとの交流事業について講演してくださいました。
夢がたくさん詰まったお話で、生徒の皆さんは興味津々、目をキラキラ輝かせながら市長のお話に聞き入っていました。

お話の内容は、有田市とドバイのこれまでの交流の歴史、市長がドバイ訪問をした時に受けたおもてなし、はたまたラクダのこぶの味など、多種多様な興味深いものでした。

有田市はドバイの「アル・バルシャ・ナショナル・スクール」と教育に関する協定を締結しています。そして連携の具体的な内容は「有和中学校」と「アル・バルシャ・ナショナル・スクール」で決めていくのです!

市長のお話の中には、「どうしてドバイに注目するのか」というものがありました。

世界各国が、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするという「カーボンニュートラル」を目指して取組を始めています。世界は「脱炭素」に向かう必要があるのです。この状況は、規模や前提は違えど、ENEOS製油所の精製機能が停止した有田市と通じるものがあるかもしれません。

さて、石油が多く産出され、石油マネーで潤う国が多いアラブ首長国連邦(※)ですが、その連邦のなかで、ドバイは石油の産出量が多くありません。
それは不利なことであり、実際、ドバイはほんの数十年前まで貧しい国でした。しかし、そこからドバイは「石油に頼らない国づくり」を考えていく中で、世界中から人々を惹きつける魅力ある大都市に成長していったのです。
国づくりの中心は「観光」
観光産業を発展させていく中で、世界一のもの、誇りあるものを作り続け、今現在も成長し続けています。

「見方を変える」
こうすることで、ドバイは発展していったのです。そして、有田市の未来にも、皆さんの未来にもこの考え方は生きるはずです!

また、ドバイは自国民の割合が10%未満だそうで、他者を受け入れ、その人たちの力を活用し、成長をめざす国づくりを進めています。
多様な考え、多様な文化を受け入れる土壌を根付かせ、力に変えているのです。

有田の文化は素晴らしいですが、それだけで満足していては不十分です。
「小さい世界の中で過ごしていても 分からないことがたくさん」です。
文化の違い、価値観の違い、多様性を認める。
自分を認めて、他人も認める。
お互いに、成長・発展していくために、とても大事なことですね。

2年生は「ドバイプロジェクト」で、ドバイの学校と共同的な探究学習を実施していきます。また、お互いの文化や教育システムを体験するための短期交流訪問、お互いの文化や伝統を祝う交流イベント等も企画していきます。

市長は、
「見方を変え、行動を起こし、他者を受け入れる」
そのようにして魅力ある国づくりを進めるドバイとの交流事業を通して、中学生の皆さんに、そのような考え方、成長、魅力を感じ、知ってもらいたいとおっしゃっていました。

ところで、ドバイの成長の過程は、有和中学校の教育目標である
ワクワク(主体性) カラフル(多様性) クリエイティブ(創造性)に通じます。
やっぱり「成長のカギはここにあり」ですね。

有和中学校での学校生活、そしてドバイとの交流事業を通して、皆さんが大いに成長してくれることを期待しています。

市長から皆さんへのメッセージ
「行動することで未来は変わる 未来は開ける」
「心が動いた時が、行動する時」

(※)アラブ首長国連邦は、7つの首長国が集まってできた連邦国家です。