2024年5月23日木曜日

有和中学校開校記念講演



有田ロータリークラブ様の創立65周年の記念事業の一つとして、岩出 雅之先生による有和中学校開校記念講演が行われました。
岩出先生は、新宮市出身で、監督として帝京大学ラグビー部の全国大会9連覇を含む10度の優勝を果たされています。

「今と未来を活き活きとしていくために」と題したご講演は、中学生の皆さんが有意義な中学校生活を送るにあたって、そして、これからの人生を切り拓いていくにあたって、多くの示唆をいただけるものでした。

伝統の築き方や、超一流への道など、たくさんのお話をしてくださいましたが、このブログでは1つのお話をご紹介します。

「旅には地図と仲間と武器がいる」

人生では、いつか大きな仕事をしなければならないときがあります。そのときに、一人では決して成し遂げられず、仲間とともに努力する必要があります。「チーム」が大事なのです。ただの集まりである「グループ」とは違い、「チーム」とは、みんなが同じ目標を持ち、それに向かってともに進んでいくというものです。「チーム」になることで大変なことでも成し遂げられます。

人生では、武器=「自分の強み」を活かしていきたいものです。その際、「無知の知」、「『自分は知らないのだ』ということを知っている」ということが大事です。それを知っていると、学び続けることができるからです。学び続けて、自分自身、そして自分の強みを伸ばしていくことを意識していくことで人生が変わっていきます。

自分の人生の地図を描くとき、「仲間=チーム」と「武器=自分の強み」を意識して高めていくことが、活き活きと生きていくために大事であるということを、岩出先生は教えてくださいました。

有和中学校の学校生活において、学級や学年、学校のチーム力を高め、自分の強みを伸ばし続けていきたいですね。